2025 . 05 . 14

薬剤師教育研修委員会の発足

2025年4月、社内において薬剤師教育研修委員会が発足し、その委員長を任されることとなりました。
「薬剤師教育研修委員会発足の目的」
1. 薬剤師の職能を向上させる研修を実施
SP研修(2024年下期より実施)
中堅社員のスキルアップ・リスキリング支援
事務スタッフも巻き込んだ研修の企画
2.研修転移の実践
研修会・講習会で学んだことの、現場での実践
(せっかく参加しても、実践しなかったら参加した意味がない)

2024年下期、以前から実施を切望していたSP研修(模擬患者対応研修)を若手薬剤師対象に2回実施しました。1回目は「鎮痛薬服用患者へ対応」、2回目は「糖尿病患者への対応」。患者(SP)役は、事務スタッフにも対応してもらいました。
「SP対応後の自己評価と他者評価をすることで、より学びを深めることができた」という参加者からの意見もあり、SP研修を含めた社内での教育研修の重要性を強く感じました。
世間では生成AI技術の発達が進んでいます。しかしながら、私たち医療者は生身の人とコミュニケーションをとり、個別の対応が必要となります。それが出来なければ薬剤師は必要とされなくなります。また、薬局を訪れる患者(顧客)への対応は薬剤師のみでは達成できず、事務スタッフを含めた全スタッフのチーム力が必要となります。
上記「薬剤師教育研修委員会発足の目的」にも示すように、法人の全スタッフのスキルアップを目指し、その先にある「地域住民から信頼される組織になる」ために、様々な研修を実施していきたいと思います。

くぬぎ薬局 坂井博則